2012年9月8日

香我美サッカークラブ(高知県)にてクリニックを実施 (2012/8/24~26)

高知県の香我美サッカークラブにて3日間のチームクリニックを実施しました。このクリニックは同じテーマの下、低学年と高学年にグループを分けトレーニングを行いました。

■各日トレーニングは以下の様なテーマで行われました。

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1日目:ペルセプシオン –Percepcion-(状況把握)

2日目:デフェンサ –Defensa-(ディフェンスの基本)

3日目:パセ –Pase-(パスとは)
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『1日目』

初日は午前午後を低学年と高学年に分け、「周りの情報を目で収集」をテーマに、視野を広げるための「体の向き」と「ポジショニング」、「死角の情報を収集するには何をすべきか」の3点について、徹底的に追及したトレーニングに取り組みました。

『2日目』

2日目の午前は低学年に向けた1対1での「守備の入り方」と「タックルのタイミング」のトレーニングを行いました。ここではボール保持している相手選手に対して、1.すぐプレスに行く 2.一発で飛びこまない 3.危険の少ない方向(サイド)に追い込むことを実践して、足からボールが大きく離れた時やミスをした時に体を入れてボールを奪うというコンセプトを行いました。

午後は高学年を対象としたゾーンディフェンスとカバーリングの基本についてのトレーニングを行いました。3対3+1フリーマン+1GKのチーム構成で、オリアーダ(一方向に攻撃)する練習を用いて、攻撃側のボール保持者に対するプレスの掛け方やカバーリングの正しいポジションと優先順位などについて追及しました。

『3日目』

初日と2日目のトレーニングを総括しながら、当初より動きがよくなった子供たちに対して、「パスはどう出すべきなのか」をテーマに、強いパスを出すことや味方のどの足に出すのかなどのコンセプトを実施しました。