2016年1月19日

サッカーサービスウィンターキャンプ2015-2016を開催しました!

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サッカーサービス社によるジュニア向けウィンターキャンプ2015-2016を、横浜(横浜カントリー&アスレティッククラブ:2015年12月28日~30日)、そして東京(アミノバイタルフィールド:2016年1月3~6日)の日程で開催しました。

年末年始に行ったこのキャンプでは日本各地から多くの選手が参加し、さらに普段は海外在住の選手たちも参加してくれました。

トレーニング日程と内容

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今回のキャンプでは、学年を基準に全参加者を3~4グループに分けて実施しました。2時間のセッション毎にU-13年代で身に付けるべき攻撃的・守備的個人戦術に基づくテーマによるトレーニングが行われました。

また、横浜クールでは攻撃的個人戦術に特化し、東京クールでは守備的個人戦術に重点をおきトレーニングを実施し、各テーマの中に含まれるいくつもの大切なポイントを一つひとつのメニューで取り組んでいきました。

トレーニングテーマ

■横浜クール

【ペルセプシオン(Percepción)】

周りの状況を把握すること

【サポート(Apoyo)】

チームや味方選手を助けるために効果的な動きとは

【パスをするか前に運ぶか(Pasar o Pregresar)】

いつパスを出し、いつ前に運ぶことができるのか

【1対1のディフェンス(Acoso)】

ボールを持っている選手に対するディフェンス

【パス(Pase)】

状況に合わせて味方選手やチームにアドバンテージを与えるパス

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■東京クール

【ペルセプシオン(Percepción)】

周りの状況を把握すること

【1対1のディフェンス(Acoso)】

ボールを持っている選手に対するディフェンス

【サポート(Apoyo)】

チームや味方選手を助けるために効果的な動きとは

【ディフェンスにおける認知(Percepción Defensiva)】

ディフェンスをする上で必要な情報とその活用

【マーク(Marcaje)】

ボールを持っていない選手に対するディフェンス

【カバーリング(Covertura)】

ボール保持者に対するディフェンスをしている味方選手を助ける動き

【パス(Pase)】

状況に合わせて味方選手やチームにアドバンテージを与えるパス

エコノマッチ

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本当の試合により近い状況を作り出してプレーする「エコノマッチ」。昨夏のキャンプより新しく取り入れているこの「エコノマッチ」は、グラウンド全体の半分を利用して、選手たちはその状況状況に合わせたプレー判断の基準、そして判断の選択をコンセプトを通じながら学びました。

キャンプ初日と最終日に行ったこの「エコノマッチ」では、サッカーサービスコーチ陣たちも驚くほどの違いを選手たちは魅せてくれていました。キャンプ中に取り組んだコンセプトを選手たちは、頭で整理・理解し、プレーで表現してくれていました。

このキャンプでもサッカーサービスコーチ陣は、適切な良いプレーが現れた時、そして改善すべきプレーが見受けられた時には、一度その場で止め、多くの問いかけを通して選手たちが今の状況、結果を整理できるように、そして自ら考え、最適な判断まで辿り着くことができるように、導いて指導を行っていました。

来日コーチ

このキャンプでは、バルセロナから来日した合計3名のコーチに加え、現在日本のサッカーサービススクールコーチを務めるフリアンコーチの合計4名が指導を行いました。サッカーサービスが唱える“エコノメソッド”の特徴でもある多くの問いかけを用いながら、一人ひとりの選手にフォーカスしながら熱の入った指導を行っていました。

フランセスク・ルビオ

サッカーサービス・バルセロナ テクニカルディレクター

ポール・デウロンデル

サッカーサービス・フィンランド アクティビティ責任者

フリアン・マリン

サッカーサービススクールコーチ兼日本でのアクティビティ責任者

セサル・デルポッソ

サッカーサービス・バルセロナ 個人トレーニングや手のコンサルティングを担当

トレーニングで取り組む個人戦術をより深く理解するための戦術講座

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この戦術講座では、U-13までに身に付けるべき個人戦術に関して、欧州のトップレベルで活躍をするプロ選手の映像を見ながら、良いプレー、そして改善すべきプレーを視覚的にも確認することで、理解を深めました。

戦術講座テーマ:「攻撃的・守備的コンセプトの分析」

サッカーサービスコーチによるクイズ形式で進められたこの座学で選手たちは、プロ選手たちのプレーを見ながら、どのような点が良かったのか、そしてどのような点を改善すべきだったのかを考えながら答えてくれていました。

また座学会場には多くの保護者の方にもお越し頂き、選手たちと一緒に考えながら座学の様子をご見学頂きました。

「特別賞:大きな成長を見せてくれた選手」、「最優秀選手:MVP」を選出

「特別賞:大きな成長を見せてくれた選手」

このキャンプでは、期間中に大きな成長を見せてくれた選手を各クール1名ずつ選出し、記念品を授与しました。

もちろん全ての選手が成長を見せてくれた中で、トレーニングに対しての取り組み方や誰よりも上手くなろうという強い気持ち、努力の姿勢を持って臨んでおり、またピッチ外での振る舞いも考慮してのものでした。

サッカーサービスコーチ陣は、この選手たちだけでなく、全ての選手にこれからもその素晴らしい姿勢を続けていってほしいと考えています。

「最優秀選手:MVP」

このキャンプでは、各クールそれぞれ1名ずつ優秀選手が選出され、最終的に全クールの中から1名の最優秀選手が選出されました。

この優秀選手は、この期間中に最も多くのことを吸収・理解し、それをピッチ上で表現することができていた選手であると同時に、サッカー選手としてチームメイトとの関わり方や、トレーニングへの臨み方など、プロフェッショナルな姿勢も大きな基準として選ばれました。

そして、さらにその中から、サッカーサービスコーチ陣の厳正なる選考の結果、ウィンターキャンプ2015-2016の最優秀選手には、昌山 豪 選手(5年生・横浜クール)が選ばれました。

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昌山 豪 選手は、2016年春に実施される現地クラブチームでのトレーニングに参加できるスペイン特別プログラムに招待されます。

「個人評価表」

キャンプ終了後、サッカーサービスのコーチ陣より全選手に個人評価表が手渡されました。この個人評価表はサッカーサービスが今キャンプで選手たちが取り組んだテーマに関して、今後さらに強化することができる点、そして改善することができる点がグラフで印されています。

個人評価表サンプル裏表

※評価表はあくまでのサンプルですので、参加されるクールおよび年齢によって内容は異なります

「この評価表を今後の上達のための“ガイド”として使ってほしい」とサッカーサービスは考えています。

現在できているところ、今後さらに伸ばしていくところ、そしてチームに戻った時にもこの評価表を見ながら意識することを忘れずにトレーニングに取り組んでほしい、そしてより賢く、さらに良い選手になってほしい、そのような願いがサッカーサービスより込められています。

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