2016年6月28日

サッカーサービススペイン遠征2016レポート④ (2016.3.26)

マレ・ノストルムカップ 大会2日目 グループリーグ最終戦

第5日目:3月26日(土) 午前

大会2日目の午前、決勝トーナメント進出をかけた戦いが行われました。
各チームの結果は以下の通りです。

■U-10 午前

エコノチーム 5-0 C.C.E Sant Lluís A

守備面では腕を使って相手の攻撃の邪魔をする事、攻撃面では前へ焦らず後ろや中を経由して逆サイドに展開する事を確認して試合に臨んだ選手たち。グループリーグ3試合目となりチームとして戦う事にも少しずつ慣れてきたため、ボールを動かしながら多くのチャンスを作り出しました。ただ、試合の終盤、選手個々の得点を取りたいという気持ちが空回りし、ポジションのバランスが崩れてボールを失う場面が多くなってしまったのは、課題として残りました。U-10チームはこの試合の結果により2勝1分でのグループリーグ1位通過、決勝トーナメント進出が決まりました。決勝トーナメント1試合目は、強豪のC.E. MANRESA Aとの戦いとなります。

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■U-12 午前

エコノチーム 8-0 W.W.E.C Csl C

グループリーグ3試合目はアイルランドのチームと対戦。ここまでの総括となるような試合運びで、今まで出た課題を改善し立ち上がりから試合をコントロールします。得点を重ねながらも相手のカウンターには確実に2対1で対処し、危険なシチュエーションを作らせませんでした。グループリーグを2位で終えたものの、惜しくも勝ち点および得失点差の結果、決勝トーナメントには進めませんでしたが1試合ごとに確かな成長を重ねています。あと一試合、これまでのベストゲームをプレー出来るよう試合前にまたおさらいします。

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■U-14 午前

エコノチーム 1-3 Club Nautic Terrassa B

試合前に相手のディフェンスラインと中盤の間のスペースでボールを入れられるタイミングを探しながらのポゼッションをするようにと指示を受けた選手たち。さらに、センターフォワードの選手は、中盤の選手がプレスの無い状態でボールを出せる瞬間を見つけたらマークを外し裏のスペースにデスマルケをしようと。それをチームとしてできた場面で見事に先制点を奪い、前半終了。後半は相手に同点ゴールを許すと、プレーに焦りが出てきてしまい、逆転ゴール、PKを与えてしまいゲーム終了。良いプレーが随所に出ていただけに惜しい試合展開でした。この試合の結果を得て、U-14チームの決勝トーナメント進出はなくなってしまいました。残り順位決定戦の1試合に選手たちは、気持ち新たに臨みます。

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決勝トーナメントに進めたチームもそうでないチームも、この大会が開始されてから1試合1試合選手たちは確実に力をつけています。毎試合後のサッカーサービスコーチ陣との試合についての振り返りや次の試合の準備を頭の中で整理をしてから試合に臨んでいます。

 

マレ・ノストルムカップ 大会2日目 順位決定戦、決勝トーナメント

第5日目:3月26日(土) 午後

大会2日目の午後、U-10は決勝トーナメント1回戦を、U-12およびU-14は順位決定戦を行いました。

各チームの結果は以下の通りです。

■U-10 午後

エコノチーム 1-2 CE Manresa A(スペイン・カタルーニャ)

決勝トーナメント1回戦は、Aグループの1位であり、昨年3つのカテゴリーで優勝を果たしたC.E. MANRESA Aとの対戦。試合前、相手チームの特徴を踏まえた上でのコンセプト(認知、緊急時のサポート、ボールキープ、1対1のディフェンス等)を確認して臨んだ選手たち。個々の突破がなかなか通用せず、体格の大きい相手に試合の序盤は押し込まれてしまう。先制点を奪われ苦しい展開となるが、徐々にボールを保持し後半同点に追いつく。後半は均衡した状況が続き、このままPK戦かと思われた終了1分前、相手のフリーキックからゴールを奪われ反撃の時間もなくそのまま試合終了。試合後泣き崩れる選手たちにポールコーチは「相手チームはスペインの中でも良いチームの一つ。みんなは普段違うチームの選手たちだけど、みんなはチームとして素晴らしいプレーをした。」と言葉をかけ、観客からは「エコノ!エコノ!」の大歓声が上がりました。子どもたちが見せたパフォーマンスは、多くのスペイン人に称賛されました。

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■U-12 午後

エコノチーム 3-0 ST Neots Town FC(イングランド)

ここまでの総決算とも言える最後の試合。試合ごとに積み重ねて増えてきたやれることをどれも徹底してトライ。益々チームとしての強さを身につけ、右から左へと攻撃は幅広く展開。守備では中学生と間違えるような体格の選手達相手にも危なげなく対処。終始試合をコントロールし3ー0で完封。スペイン人の観客やイギリス人の対戦相手にもプレーに対する賛辞を頂き、充実感と共に最終戦を終えることが出来ました。

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■U-14 午後

エコノチーム 1-1 Rondos Academy(イングランド)

(PK戦の末敗退)

スペインでの最後の試合ということで気合い十分に臨んだ試合。選手たちの連動性がもっとも良く機能した試合でした。ボールを支配しながら有利なスペースにボールを素早く届けて攻撃を展開。守備面ではカウンターに備えながらのポジショニング、プレスの激しさを実行。惜しくもPK戦の末に負けてしまったものの、今回戦った4試合の中でも最高のパフォーマンスを見せることができた試合でした。

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これでこの大会での選手たちの戦いが終了しました。トレーニングマッチからこの最後の試合までを見ても選手たち一人ひとり、そしてチームとして大きく成長をし、選手たちは素晴らしいプレーを魅せてくれていました。試合後には多くのスペイン人のコーチや観客からも称賛の声を頂きました。今大会での経験をこれからのサッカーや人生にも是非とも活かして行ってもらいたいと願っています。日本から応援して頂いた皆さん、本当にありがとうございました!子どもたちみんな、本当に素晴らしいプレーを披露してくれました。

サッカーサービススペイン遠征2016レポート①(2016.3.22-3.23)はコチラ
サッカーサービススペイン遠征2016レポート②(2016.3.24)はコチラ
サッカーサービススペイン遠征2016レポート③(2016.3.25)はコチラ
サッカーサービススペイン遠征2016レポート⑤(2016.3.27-3.30)はコチラ

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