2016年7月15日

【指導者クリニック2016夏 開催決定!!】選手に伝える側が知っておくべき日本の育成年代からトップまでが抱えている守備の課題と改善方法

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約20年の指導実績から導き出された独自のメソッド「エコノメソッド」がフランスの名門パリ・サンジェルマンの下部組織でも全面導入され、また世界20か国以上でクリニックや講習会等を実施するサッカーサービス社は、2016年8月8日(月)・9日(火) に神奈川・川崎にて、そして2016年8月17日(水)・18日(木) に大阪・堺にて、「指導者クリニック2016夏」を開催します。今クリニックでは、育成年代からトップまで、日本の選手が抱える守備の課題に対して異なる視点からアプローチをし、トップレベルにおいても通用する守備を身に付けるために、私たち指導者がどのような点に配慮し、そして何をどのように区別してトレーニングをしていくべきかを見ていきます。

また今クリニックは講義+ワークショップ、そして実技(デモンストレーション形式)に分けて行われ、過去JFAにおいて実際に日本人選手を指導してきた2人のコーチ、フランセスク・ルビオ、そしてフェラン・シビラが担当予定となっています。日本人選手を指導した中で見えてきた欧州トップ選手との違い、技術的には劣っていないにもかかわらず世界で戦えない日本人選手のその理由など、日本とスペインのサッカーを間近で見ていたからこそ感じる問題点や改善点を、自身の経験も踏まえながら進めていきます。

選手に適切なトレーニング環境を用意してあげるのは指導者の役目

サッカーサービスでは、各カテゴリーにおいて身に付けるべきものが異なると考えています。10歳には10歳の、そして18歳には18歳の年齢的性質がそれぞれ存在し、その性質によって物事の理解の仕方、習得の仕方は異なっていきます。例えば図工の時間において、絵の描き方を知らない子に対して、いきなりキャンバスを渡して油絵を描くことを促しても、実際に描くことはできません。どこから描き始めるべきなのか、どのように描き始めるのかを習ってからでないと、いくら「頑張れ」と声をかけても描くことはできないでしょう。また小学校低学年では通常油絵の描き方は習いません。それまでに身に付けるべきことを踏まえた上で、さらに年齢、学年が上がった時にようやく油絵の具の使い方、特徴、描き方を習い始めます。そして恐らく多くの方が、それが通常のステップであると理解しているのではないでしょうか?

しかしことサッカーに関して、皆さんは異なるカテゴリーであるにもかかわらず、同じようにトレーニングを行ってはいませんか?当然サッカーにおいても、選手は各年代の特徴を踏まえたトレーニングを行う必要があります。そしてそのような特徴を理解し、トレーニングに落し込むのは指導者の役目です。またそれは守備に関するコンセプトでも同様であり、現在日本代表ですら抱える守備の問題点は、育成年代にどのようなトレーニングをしてきたかに起因しています。今クリニックでは、「走量」や「気持ち」だけでは乗り越えることのできない問題点を、そして各年代が持つ特徴とその特徴に合わせた行うべきトレーニングを詳しく解説していきます。

今クリニックでは両会場ともに、実際にインプットした知識、そして自らのアイデアをアウトプットするワークショップを座学と合わせて実施します。更に正しい指導法を目の前で学ぶ実技形式では、何故そのトレーニングを行うのか、どのような目的を含んでいるのか等、実際の選手に対して行うデモンストレーション、そしてコーチによる解説を通して様々な視点から理解を深めていきます。

座学、そしてワークショップにより知識を深め、また更にデモンストレーション形式を通じて実践の仕方も学んでいただくことができるこのクリニック。ご自身のチームで、そして選手に対して意識、使用することができる、より実践的な力を付けてもらうことができます。

『指導者クリニック2016夏』

◆川崎会場 
テーマ:「育成年代の各カテゴリーにおける戦術的コンセプトの発展法~守備的戦術:マークについて~」

・講義形式 + ワークショップ形式
・デモンストレーション形式 
※デモンストレーション形式では、U-15の選手向けにサッカーサービスコーチ陣がトレーニングを実施し、参加者の方にはトレーニングをご見学頂きながら、サッカーサービスコーチより解説を行っていきます。

「フィジカル」「テクニック」そして「ゲーム理解」など、サッカーにおいて最も重要なものに対する考え方が様々ある中で、サッカーサービスでは「ゲーム理解」が最も大切であると考えています。川崎会場では、その「ゲーム理解」を伴った選手を育成するために理解すべき年齢的特徴、またコンセプトの深め方等、守備的戦術のひとつである「マーク」を例に用いて進めて行きます。

図2
※講義内容の一例

一言で「マーク」と言っても、U-10、U-13、そしてU-18では、個人単位で行うもの、もしくはチーム単位で行うもの、またカテゴリーによってはポジションによってもその内容は大きく異なります。日本代表でもセンターバックの大きな課題のひとつであると言われているこの「マーク」について、イラストや図を用いながら徹底解説していきます。

 
★指導者クリニック2016 川崎会場のポイント
・U-10、U-13、U-18カテゴリーにおいて身に付けるべき守備的戦術を理解
・共通テーマ「マーク」を例に、各カテゴリーにおける習得事項の変化、コンセプトの発展を徹底解説
・ワークショップを通してインプットだけでなくアウトプットすることで本当の理解に
・U-15選手を対象に、問題点の修正を目的としたトレーニングの発展と解説を目の前で確認

 
◆大阪会場 
テーマ:「日本トップ選手のプレーから見る、守備における日本の育成年代の問題点と課題」

・講義形式 + ワークショップ形式
・デモンストレーション形式 
※デモンストレーション形式では、U-16の選手向けにサッカーサービスコーチ陣がトレーニングを実施し、参加者の方にはトレーニングをご見学頂きながら、サッカーサービスコーチより解説を行っていきます。

近年のアジアや世界の舞台における日本代表の苦杯を舐める姿に、歯がゆい思いをしている方も多いのではないでしょうか?そしてその背景には、技術的に優れ、そしてアジリティなどのフィジカル的にも特徴を持っているにもかかわらず、日本の選手が守備に問題を抱えているということを認識している方は既に多いと思います。この大阪会場では、2015年末に横浜で実施したテーマをもとに、指導者の方々自身の考えをサッカーサービスコーチ陣と意見交換していただくことができるよう、ワークショップを加えた更にパワーアップした内容になっています。実際の試合映像や分析データを用いながら、ライン間のディフェンス、サイド、または中央での守備など、どのゾーンにどのような問題を抱え、そしてそれらの課題はどのように改善するべきか、詳しく解説していきます。

図4
※講義内容の一例

更に冬同様、サッカーサービスコーチ陣によるデモンストレーション形式も実施し、U-16年代の選手を対象に、日本トップレベルの選手も犯しがちなミスに対して、育成年代においてどのようなメニューで、そしてどのようなトレーニング方法で解消していくべきなのか目の前で確認していきます。

 
★指導者クリニック2016 大阪会場のポイント
・実際の日本のトップ選手の試合映像を用いて守備面の課題にクローズアップ
・ディスカッション形式のワークショップにより、自分のアイデアに加え、他の指導者のアイデアも取り入れることが可能に
・サッカーサービスコーチ陣との意見交換により新たなアイデアの吸収
・U-16選手を対象にしたデモンストレーションにより、具体的な問いかけやノルマの調整を目の前で理解

 

開催概要・詳細

◆川崎会場
「育成年代の各カテゴリーにおける戦術的コンセプトの発展法 ~守備的戦術:マークについて~」


①講義形式 + ワークショップ形式

日時:2016年8月8日(月) 開始19:00頃 終了21:30 予定
18:45-19:00 受付
19:00-21:30 講義+ワークショップおよび質疑応答
場所:富士通スタジアム川崎 かわQホール
所在地:〒210-0011 神奈川県川崎市 川崎区富士見2丁目1-9
公式Webサイト:http://kawasaki-fujimi.com/facilities/kawaQ.html


②デモンストレーション形式

※デモンストレーション形式では、U-15の選手向けにサッカーサービスコーチ陣がトレーニングを実施し、参加者の方にはトレーニングをご見学頂きながら、サッカーサービスコーチより解説を行っていきます。

日時:2016年8月9日(火) 開始19:00頃 終了21:00 予定
18:45-19:00 受付
19:00-21:00 デモンストレーションおよび質疑応答
場所:富士通スタジアム川崎
所在地:〒210-0011 神奈川県川崎市 川崎区富士見2丁目1-9
公式Webサイト:http://www.kawasaki-fujimi.com/

 

◆大阪会場
「日本トップ選手のプレーから見る、守備における日本の育成年代の問題点と課題」


③講義 + ワークショップ形式

日時:2016年8月17日(水) 開始19:00頃 終了21:30 予定
18:45-19:00 受付
19:00-21:30 講義+ワークショップおよび質疑応答
場所:J-GREEN堺 会議室
所在地:〒590-0901 大阪府堺市堺区築港八幡町145番地
公式Webサイト:http://jgreen-sakai.jp/


④デモンストレーション形式

※デモンストレーション形式では、U-16の選手向けにサッカーサービスコーチ陣がトレーニングを実施し、参加者の方にはトレーニングをご見学頂きながら、サッカーサービスコーチより解説を行っていきます。

日時:2016年8月18日(木) 開始19:00頃 終了21:00 予定
18:45-19:00 受付
19:00-21:00 デモンストレーションおよび質疑応答
場所:J-GREEN堺
所在地:〒590-0901 大阪府堺市堺区築港八幡町145番地
公式Webサイト:http://jgreen-sakai.jp/

参加料金

・各日12,800円(税込)

複数日程のご参加でお得な特別割引を適用

「指導者クリニック2016夏」に複数日ご参加いただくと、指導者クリニックの参加料金を以下の通り割引させていただきます。

4日間参加:指導者クリニック参加料金から3,000円割引
3日間参加:指導者クリニック参加料金から1,500円割引
2日間参加:指導者クリニック参加料金から1,000円割引

※お申込みページ後にお送りしております自動返信メールに参加料金より各割引金額を差し引いた金額を記載しています。

特典

「指導者クリニック2016夏」にお申込みの方は、同時開催される「サッカーサービス サマーキャンプ2016」をご見学頂けます。

キャンプの詳細は下記サマーキャンプ公式ページにてご確認ください。
【同時開催!!サッカーサービス サマーキャンプ2016】

募集定員

各日60名(18歳以上 ※先着受付順)

対象

・サッカーサービスの指導の知識を更に深めたい方

・持っている知識をアウトプット、そして実践のための力を身につけたい方

・各年代ごとの指導の仕方がわからない方

・育成年代における守備の指導法を学びたい方

・お子さんに対して、どのような守備に関するアドバイスをしてよいかわからない方

・指導者を目指している方

・自身もプレーをしているプレイヤーの方

お申込みについて

申込方法

お申込みはインターネットからのみ受け付けております。下記、リンク先より必要事項を明記の上、お申込みください。

申込み

お申し込み後、ご入力頂いたメールアドレスにお申込み確認メールが届きますので、記載された銀行口座へ期日までに参加費をお振込みください。お振込みの確認を以て、お申込み完了とさせて頂きます。

お申込み確認メールが届かない場合、入力されたメールアドレスの間違いや迷惑メールフォルダに入っている事が考えられますので、そちらをご確認ください。

注意事項

会場までの交通費、宿泊費はお客様のご負担となります。万が一、クリニックが中止になった場合でも条件は変わりません。

会場内外で発生した事故・盗難は主催者・会場・講師は一切の責任を負いません。貴重品は各自で管理願います。

ビデオカメラ、カメラ付携帯電話等での映像の撮影、録音などの 行為は一切禁止とさせていただきます。こうした行為が認められた場合、また、係員の指示に従っていただけない場合は、途中退場及びデータの消去をさせていただく場合がございます。

なお、写真撮影については許可しておりますが、撮影時に他の参加者の迷惑にならないようご配慮ください。

 

キャンセルポリシー

参加人数が最小催行人数に満たない場合や、講師の急病・怪我、自然災害や事故、テロ、航空機・鉄道の運休・遅延など、不測の事態が生じた場合、クリニックの開催を中止させて頂くことがございます。

クリニック開催が事前に中止となった場合は、原則としてお支払い頂いた参加費を全額返金致します。なお、開催を中止する場合は、メール、または電話にてご連絡致します。

お客様の都合により申込みをキャンセルする場合は、当事務局までご連絡ください。
2016年8月3日(水)を期限日とし、この日までのキャンセルは全額返金とさせていただきます。
ただし、期限日を過ぎてのキャンセル、ご返金は致しかねます。

上記、キャンセルに伴う返金は全てお客様指定の銀行口座への振り込みとさせていただきます。また、その際に振込事務手数料はご負担いただきます。

お問い合わせ

指導者クリニックの申込みに関するお問い合わせは、下記、電話番号、または「お問い合わせ」フォームよりメッセージをお寄せください。

お問い合わせフォーム

株式会社Miraiku

〒102-0076 東京都千代田区五番町2-13 林五ビル4階
TEL:03-5210-1220
受付時間:平日(月~金) 11:00~18:00 土日祝休業
担当:澤井(さわい)

 

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