2016年10月21日
エリート育成プログラム特待生選考キャンプ大阪を開催しました!
2016年10月15日(土)、16日(日)、大阪J-GREEN堺にて「サッカーサービスエリート育成プログラム特待生選考キャンプ大阪」を実施しました。日本全国から書類審査で選ばれた、意識もレベルも非常に高い選手たちに対して2日間に渡り行われたこのキャンプでは、どの選手も自分自身をしっかりとアピールしようという気持ちと同時に、更に上手くなろうという素晴らしい姿勢でトレーニングを行っていました。
全国から選ばれたU-10、U-12の選手たち
2016年5月に行われた千葉会場に続き、2回目となったこのエリートキャンプには、関西圏だけでなく日本全国から多くの申し込みがあり、選手たちから提出された「サッカー経歴書」と「作文」をもとに書類審査を行いました。選手たちは自分のプレーを客観的に分析した上で得意なプレーや特徴を記載し、また作文では「サッカーがうまくなるために普段取り組んでいること」をテーマに、サッカーに取り組む姿勢やプレー面、更には食生活に関してなど、それぞれ思い思いの考えや取り組みを書いてくれていました。
非常に志の高い選手たちからの選考はとても難しかったものの、最終的にU-10カテゴリーでは14名、そしてU-12カテゴリーでは18名の選手が書類選考を合格し、J-GREEN堺におけるトレーニングに参加をしました。
◆トレーニング
このキャンプでは、U-10カテゴリー、U-12カテゴリー共に2日間合計3本のトレーニングが行われました。
■U-10カテゴリー
①認知
②サポート
③コントロール
■U-12カテゴリー
①認知
②サポート
③コントロール
過去にサッカーサービスのトレーニングを受けたことのある選手も、そして初めて受ける選手もいる中行われたトレーニングは、サッカーサービスにおいて日本のアクティビティ責任者を務めるアルベルトコーチのもと、より深く、そしてより高い要求の中行われました。
「認知」においては決まったものを観るだけでなく、状況に合わせて近くから遠くまで異なる位置のスペースに意識を向けてプレーをする必要性等も求められました。また「サポート」のセッションでは、ボールを持っている選手、そしてその他の味方選手の状態も見ながら4種類のサポートの区別と、その際に求められるプレーについてトレーニングがなされました。更に3本目の「コントロール」では、次のプレーを意識したコントロールと、パスや運ぶドリブルなど、作り出したアドバンテージを保ち続けたまま行う次のプレーについても意識が向けられ、サッカーサービスの「エコノメソッド」の重要な柱となっている“問いかけ”と共に指導が進められました。
どの選手からも考える意識、そして高い集中力が伝わり、非常にインテンシティの高いトレーニングとなりました。
座学
テーマ:サポート
2日目に行われたアルベルトコーチによる座学は、「サポート」をテーマに行われました。ボールを持っている選手や相手選手の状態により、どのようなサポートが必要になるのか、トレーニングでも意識をした点を改めてプロ選手等の映像を用いながら確認することで、選手たちはより頭の中を整理し理解を深めていました。
選手や保護者の皆さんは、ただパスを受けるだけではなく、自分がプレーしやすくなるような、そしてチームとしてもアドバンテージを得ることができるような「サポート」の判断基準とその種類に対して、熱心に耳を傾けていました。
また更なるレベルアップへ
共にトレーニングをした仲間として、そして同じ目標に向かうライバルとして、2日間のトレーニングを終えた選手たちはそれぞれとても仲良くなっている姿が印象的でした。また選手たちからはとても楽しかったという多くの感想をもらったと同時に、保護者の方々からも、このようなよりレベルの高い選手たちとのトレーニングの機会を今後も増やしてほしいとの声をいただき、選考会であったと同時に更に深くコンセプトを学ぶことができる場として、とても満足していただきました。
参加してくれた選手たちには、今後メールにて特待生としての合否が送られます。どの選手もこのキャンプを通じて実行することができた点に関してより自信を持って、そして上手くいかなかったところに関しては、更に改善することができるようにこれからも努力を続けてほしいと思っています。
参加をしてくれた選手たち、そして保護者の皆さん、ありがとうございました!また次の機会に会った時には、更にレベルアップした姿を見せてくれることを楽しみにしています!