2016年9月21日

第4回チームクリニック・座学 in 岩手・水沢ユナイテッドFC

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2016年9月17日(土)、18日(日)、19日(月・祝)の3日間にわたり、岩手県の水沢ユナイテッドFCにてサッカーサービスチームクリニックを実施しました。今年7月に引き続いての実施となったこの水沢でのクリニックは計4回目を迎え、合計4カテゴリーの選手に対してのトレーニング、そして中学生年代の選手、および指導者の方々に対して座学を実施しました。

前回に引き続き江刺カルチャーパーク(人工芝)およびふれあいの丘公園多目的グラウンド(天然芝)にて行われた今クリニックでは、3日間を通して各カテゴリー計2回のセッションを行い、U-9、U-10の選手たちは「認知」と「サポート」を、そしてU-11、U-12カテゴリーの選手たちは「認知」と「パス」のトレーニングに取り組みました。

また中学生年代の選手、そして指導者の方々を対象に座学を実施し、前回7月に取り上げたテーマである「攻守の切り替え」についての復習、更にはスペインと日本のU-12年代の比較をテーマに、「攻撃の組み立て」と「サポート」にフォーカスを当てて行われました。

今回のクリニックおよび座学で行ったトレーニングテーマは、下記となります。

【9月17日(土)】

◆トレーニング

[U-9カテゴリー]

テーマ:認知

[U-10カテゴリー]

テーマ:認知

多くの選手にとってこのサッカーサービスのトレーニングが初めてという中行われた初日のセッションでは、サッカーサービスの「エコノメソッド」の土台の一つでもあり、サッカーサービスが最も大切なものの一つとして考えている「認知」についてトレーニングが行われました。サッカーサービスのアルベルトコーチからは、スペース、味方選手、そして相手選手がどこにおり、どのようにすればそれらを確認してより楽にプレーをすることができるか等、多くの問いかけを通しながら進められ、短い時間ながら今まで「認知」のトレーニングをしたことがなかった選手たちにも、観る意識を持ち始めている様子を見ることができました。

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▲トレーニングの様子

◆座学

[中学生年代、指導者]

テーマ:攻守の切り替え、スペインと日本のU-12世代から見る「攻撃の組み立て」、「サポート」

夜の時間帯では、中学生年代の選手たち、そして指導者の方々を対象に座学が行われました。前半部分では、前回の座学の内容であった「攻守の切り替え」について話が進められ、映像を見ながらそこに含まれるコンセプトや大切なポイントをグループワーク形式で見ていきました。また後半部分では、スペイントップレベルと日本のU-12世代の選手たちの比較を通して、日本の選手が意識すべき「自陣内における攻撃の組み立て」、そして「サポート」について解説がなされました。自分たちのチームでも意識すべき多くのコンセプトに対して、選手や指導者の方々は熱心に耳を傾けていました。

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▲座学の様子

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▲グループワークの様子

【9月18日(日)】

◆トレーニング

[U-9カテゴリー]

テーマ:サポート

[U-10カテゴリー]

テーマ:サポート

[U-11カテゴリー]

テーマ:認知

[U-12カテゴリー]

テーマ:認知

2日目となった18日(日)は、U-9、U-10カテゴリーに対しては、ボールを持っている味方選手を助けるための「サポート」について。そしてU-11、U-12カテゴリーに対しては、この水沢クリニックで継続的に行っている「認知」について取り組みました。

U-9、U-10カテゴリーに対して行われた「サポート」のトレーニングでは、パスを受けるために相手選手に近づいていて良いのか、それとも距離を取るべきなのか、また何を常に意識してポジショニングを取るべきなのかについて考えながらトレーニングがなされました。またU-11、U-12カテゴリーのトレーニングでは、ここまで開催されたクリニックで継続的に「認知」に取り組んでいることもあり、認知力に関して選手たちには非常に大きな変化が見られました。常に情報を探しながら、そして得た情報をもとにプレーの判断をしている選手たちの様子を見ることができ、継続的に意識して取り組むことの大切さを再認識することができました。

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▲水沢ユナイテッドFC U-9の選手たち

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▲水沢ユナイテッドFC U-10の選手たち

【9月19日(月・祝)】

◆トレーニング

[U-11カテゴリー]

テーマ:パス

[U-12カテゴリー]

テーマ:パス

最終日となった19日(月・祝)は、U-11、U-12カテゴリー共に「パス」について取り組みました。アルベルトコーチからは、味方選手に最もアドバンテージを与えるパスについての問いかけがなされ、速さ、強さ、またスペースに出すパスなのか、それとも足元に出すものなのか、その状況に合わせて最も適したパスについて、選手たちも考えながら取り組んでいました。アルベルトコーチからは、自分が出しやすいパスを出すのではなく、たとえ自分にとっては出しづらいパスであったとしても、味方選手がプレーしやすいパスを出してあげようと選手たちには伝えられました。

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▲水沢ユナイテッドFC U-11の選手たち

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▲水沢ユナイテッドFC U-12の選手たち

11月に第5回目クリニックを開催

4回目を迎えた水沢ユナイテッドFCでのクリニックですが、回を増すごとに選手たちがサッカーサービスの「エコノメソッド」のトレーニングに慣れ、より意図を持ってプレーをしている様子を見ることができています。また前回から引き続き参加している選手に対しては、より深いコンセプトに入り込んで進められ、その過程の中で選手たちのプレーや意識にもその違いを見ることができ、地元のコーチの方々も非常に驚いていました。

4回目となるサッカーサービスチームクリニックおよび座学を開催して頂いた水沢ユナイテッドFCの皆さんをはじめ、参加してくれた選手たち、そしてサポートして下さった保護者の皆さん、本当にありがとうございました!

11月にまた皆さんにお会いできることを楽しみしています!

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